2018年10月04日
社会参加をすすめていくためには、同じ立場の仲間(ピア)によるサポートが役に立ちます。
また、自分がサポートする立場になり、誰かの力になれるということも、
自分の自信になり、生きていく力につながります。
トータスゆったり
社会法人あじさいの会には、自助グループ「トータスゆったり」があります。
トータスゆったりの活動を通して、ピアサポートをしながら、リカバリーをしています。
活動内容
こんにちは。トータスゆったりの代表をしている丸子です。
月1回の定例会では、夕食をみんなで作って食事を楽しみ、近況を語り合い、グループでテーマを決めて意見交換などをしています。昨年度は『レッツ当事者研究』(地域精神保健福祉機構・コンボ)という本をみんなで読み合わせ学習会も行いました。他にも、みんなで映画鑑賞などの外出企画をしたり、みんなの意見を聞きながら活動をしています。
同じ境遇の仲間が集まることにより、安心感や心強さを感じることもあります。
今後も自分を含めメンバーが、一人で迷子になったりせず、戻る場所としてあり続けたいと思います。
◆トータスゆったり会則
2018年10月03日
ルールも会でのマナーもなく、まとまりに欠けるという印象がありました。辞められたメンバーもいて活気がない、という現実もありました。しばらくして、会を立て直したい、人数も増やしたいという意味もあり、メンバーと職員さんで話し合った結果、会をきちんとしたルールのもとで発展させていこうという意見が出ました。その結果、今の会則ができました。
5つの会則はシンプルでわかりやすく考えられたもので、この会則をベースに活動していこうと活動募集の勧誘をしてみたら、新しいメンバーも増え、今のトータスゆったりの原型のような形になりました。
そんな背景があって、現在のトータスゆったりは成り立っています。
新たに見えてきた、これからの「トータスゆったり」の課題
①何よりもまずトータスゆったりに参加して得られるものがある。
あるいは楽しいと感じられるような雰囲気づくり。
②メンバーそれぞれの病気や個人的事情の違いもよく理解したうえで、
お互いに共感し合えるようなグループの話し合いの必要性を考えること。
③個人メンバーが苦しい時、フォローアップしあう強い絆づくり、
実際のクライシス状態になった時の危機介入や他のメンバーへの影響を考える
こと、戻ってきた折の対応の仕方を学ぶ。
以上の3点が考えられる。
これからも、トータスゆったりの当事者同士のサポート、共に学ぶ、語り合い、支え合うというスタイルが続いていくこと、また、みんなそれぞれのストレングスが活かされ、切磋琢磨して、トータスゆったりの活動が、ますます充実したものになるよう活動していきます。
2018年10月01日
2018年09月16日
障害者の課題やニーズに応えるサービス提供の入り口として、相談支援事業を行っています。
地域でその人らしく生活できるように、
ともに考えサポートします!
◆こんな時、お気軽にご相談ください
・病気や障がいのこと
・日常生活の悩み
・働くこと、対人関係などの相談
・障害福祉サービス利用等についての相談
障害のある方やそのご家族の、日常生活の様々な相談をお受けし、
必要な情報の提供や、障害福祉サービスの利用支援を行います。
・障害福祉サービス等利用計画の作成
福祉サービスを利用していくために必要となる、計画相談を行っています。
・地域移行・地域定着支援
精神科病院に入院中の方で、
これまで様々な理由で退院することができなかった方に対して、
ご希望や思いに沿って、退院のお手伝いをしていきます。
◆障害のある方やご家族からの相談に対応していきます
・相談は無料です
・営業時間
火曜日から土曜日 10時~17時
◆計画相談「精神障害者支援体制加算」
相談支援事業所希望では令和2年4月より、精神科病院などに入院する精神障害者の方や、地域において単身生活等をする精神障害者の方に対して、地域移行支援や地域定着支援のマネジメントを含めた適切な計画相談支援などを実施するために、下記の通り研修を修了した相談支援専門員を配置しております。
①体制加算を算定するにあたって要件となる受講済み研修
研修名 :令和元年度 愛知県精神障害者支援の特性と技法を学ぶ研修
開催日時:令和2年1月28日、29日
開催場所:名古屋国際会議場 2号館
主催者 :一般社団法人愛知県精神保健福祉士協会
②研修を修了した者
氏名:椎葉 梢
職種:相談支援専門員
◆お問い合わせ先・アクセス
〒470-0101
愛知県日進市三本木町廻間118-4
☎(0561)74-1943
2018年06月18日
日進市、日進市教育委員会、日進市社会福祉協議会、豊明市、みよし市、
◆第1回~22回コンサートはこちらをご覧ください。
2018年06月17日
2018年06月08日
2018年06月01日
社会福祉法人あじさいの会は、日進市で就労継続支援B型事業所「ゆったり工房」、「スローカフェゆったり」、相談支援事業所「希望」を運営しています。
平成8年ゆったり工房開所以来、「あじさいコンサート」を継続しています。精神疾患を持ち、生きづらさを抱えているメンバーたちが、このコンサートを通し、皆様も支援を体感する中で、生きる自信を取り戻し、この地域で生きていくための力をつけてきました。
「ゆったり工房」「きぼう」の活動、そして「あじさいコンサート」は、メンバー達の思い、家族やボランティア、地域の人たちの思いが形になりました。みんなの「優しい街で暮らしたい」という願いを実現するために活動しております。
●理事長あいさつ 小林千津子
障害者が過ごしやすい街は、
誰にとっても暮らしやすい街
精神疾患のため生活のしづらさを持ちながら、当事者の「やさしい街で暮らしたい」という願いを実現するために希望をもって活動しています。
「自分の思いを大切にしよう。その思いをみんなの思いにしよう。そして、みんなで力をあわせよう。」の理念をベースに、ゆったり工房は、折戸町から三本木町への施設移転で、地域のコミュニティーの場としての活動を充実してきました。日進市立図書館内での喫茶事業「スローカフェゆったり」の営業。そして、みよし市に地域活動支援センター「きぼう」の開設。相談支援事業所「希望」の業務委託を受けみんなの思いを実現してきました。
平成8年、ゆったり工房開所以来、毎年続けているあじさいコンサートは、メンバーだけでなく、家族、職員、ボランティア、そして、地域の皆さんにとっても大きな力と希望につながるものになっています。その中で一番の希望であり財産は、メンバーたちが地域で【やさしい街で輝いて生きていきたい】という思いを持って、リカバリーしていることです。
あじさいの会は、だれもが安心して暮らせる「やさしい街づくり」の一員として、ともに歩んでいきます。
●施設概要
| 社会福祉法人あじさいの会 |
代表者 | 小林千津子 |
所在地 | 〒470-0101 愛知県日進市三本木町廻間118-4 |
電話番号 | 0561-74-1943 |
FAX | 0561-58-0516 |
Eメール | 【ゆったり工房】k-yuttari511@kss.biglobe.ne.jp |
事業内容 | ●就労継続支援B型事業所 ・ゆったり工房(日進市三本木) ・スローカフェゆったり(日進市立図書館) ●相談支援事業 ・希望(日進市三本木) |
●社会福祉法人あじさいの会あゆみ
1995(平成7)年 作業所設立準備会
10月~ 週1回作業所開設
1996(平成8)年 4月 日進市 小規模作業所ゆったり工房開所
2003(平成15)年 3月 社会福祉法人あじさいの会設立
小規模通所授産施設ゆったり工房
2008(平成20)年 4月 相談支援事業所 希望 開設
10月 自立支援法による就労継続支援B型事業所に移行
主たる事業所 ゆったり工房
従たる事業所 スローカフェゆったり(日進市立図書館内)
2009(平成21)年 3月 主たる事業所 ゆったり工房施設移転(三本木町)
2010(平成22)年 愛知県精神障害者社会復帰促進(地域移行支援)事業
~2011(平成23)年 (相談支援事業所 希望が受託)
2012(平成24)年 6月 みよし市 地域活動支援センターきぼう
相談支援事業所 希望 開設
2013(平成25)年 4月 相談支援事業所 希望がみよし市から業務委託を受ける
●社会福祉法人あじさいの会 組織図
●社会福祉法人あじさいの会 定款
データはこちらです。 → 【定款】
●法人役員等
役職名 | 名前 | 所属 |
理事 | 小林千津子 | あじさいの会 理事長 |
| 田中 美保乃 | ゆったり工房 管理者 |
| 椎葉 梢 | 希望 管理者 |
| 脇田順子 | 前あじさいの会 理事長 |
| 萩野修二 | 元日進社協事務局長 |
| 能島正江 | あじさいの会 後援会代表 |
監事 | 樋口豊彦 | 税理士 |
| 田中祐三 | 民生委員 |
評議員 | 伊藤勝也 | 元愛知県職員、元あじさいの会理事長 |
| 堀尾直樹 | 医師 |
| 堀之内秀紀 | 日進市社会福祉協議会 会長 |
| 竹内信枝 | 育成会顧問 |
| 池戸悦子 | 愛知県精神保健福祉士協会会長 |
| 峯尾宏 | 家族会 |
| 眞野賢一 | 家族会 |
| 丸子二郎 | 家族会 |
資料 【設立趣旨】
平成14年度より市町村を窓口に、精神障害者居宅生活支援事業が始まった。
長期入院やひきこもり生活を余儀なくされてきた精神障害者が地域で暮らすために、これらの福祉サービスの新設・充実が望まれる。そのために、
(1) 在宅支援に対する住民理解
(2) 相談援助の担当者、ヘルパーなどの人材育成
(3) 行政と連携しつつ諸課題を推進する要となる地域的拠点の設置
等を総合的に推進することが課題となっている。
行政と連携しながら幅広いニーズに対応し、安定した運営が可能となり、より
一層精神障害者の生活支援に寄与できるよう、社会福祉法人「あじさいの会」を設立した。
◆ゆったり工房とは?
主に精神疾患をもっている方々が、地域の中で自立した生活をおくれるように活動しています。
家以外の居場所として、生活リズムを整えたり、人とのコミュニケーションの取り方を練習しながら、自分の体調に合わせて働くことができる場所です。
◆施設概要
施設名称 | 就労継続支援B型事業所ゆったり工房 |
所在地 | 愛知県日進市三本木町廻間118-4 |
電話番号 | 0561-74-1943 |
管理者 | 椎葉 梢 |
定員 | 20名 |
主たる利用者 | 主に精神疾患のため通院されていて社会復帰を希望する方 |
◆利用できる日時
火曜日~土曜日の午前10時~午後3時まで
※日曜、月曜、祝日はお休み
※夏季、年末休暇
◆タイムスケジュール
10:00 朝のミーティング
にっしん体操
作業開始
※1時間ごとに10分の休憩あり
12:00 昼食・昼休憩
13:00 昼のミーティング
作業開始
清掃
14:50 帰りのミーティング
15:00 退所
◆作業の内容
ゆったり工房では、日々様々な作業があります。
自分の体調に合わせてその日行う作業を自分で選んでいます。
【厨房作業】
スローカフェゆったりで提供するカレーなどを作っています。
・ハーブティー作り
(スペアミントティー、アップルミントティー、ブレンドハーブティー、
カモミールティー、レモングラスティー、健康爽快茶、柿の葉茶など)
・お菓子作り
(ゆったりクッキー、紅茶クッキー、キャロットケーキ)
・くるみだれづくり
自主製品紹介一覧 → こちらをご覧ください。
【さをり織りの作業】
【内職】
◆利用料
障害者総合支援法に基づき、サービス費用の1割が利用者負担額となります。
ただし、月額負担の上限や減免があります。
(前年度、非課税の方は利用料が減免されます。)
◆お茶・おやつ代
1ヶ月500円
◆昼食について
毎週火曜日・木曜日・土曜日は300円で昼食を食べることができます。
水曜日・金曜日は各自持参していただくか、300円弁当の注文ができます。
◆送迎サービスについて
自力で通うことが困難な方を送迎します。
スタッフまでご相談ください。
◆工賃の支払いについて
☆ゆったり工房
時給 160円
☆スローカフェゆったり
時給A 600円
時給B 350円(見習い期間)
◆利用するには
利用の流れ
◆お問い合わせ・アクセス
ゆったり工房